アイドリッシュセブン

IDOLiSH7 Third BEAT!

原作: アプリゲーム

スタッフ

  • 音楽
    加藤達也
  • キャラクターデザイン
    深川可純
  • シリーズ構成
    関根アユミ
  • 監督

制作会社

TROYCA

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

原作: ラノベ

4年間にわたる東西南北による大陸戦争が終結。その戦場で「武器」と称されて戦うことしか知らなかった少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、激化する戦場で両腕を失い、自在に動く義手を付けることを余儀なくされる。

退院したヴァイオレットは、元中佐で社長のホッジンズの下で、自動手記人形としてC.H郵便社で働きはじめる。ヴァイオレットには、かつて戦場で誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいたが、最後に聞かされた「愛してる」という忘れられない言葉があった。その意味を理解できなかった彼女は、仕事と日常を通じて人と触れ合いながら、その言葉の意味を探していく。

任務に忠実で真面目なヴァイオレットは、仕事の覚えも早く、タイプライターも短期間で使いこなすようになるが、戦場しか知らない彼女は常識的な他人とのかかわり方が欠如しており、様々なトラブルを起こしてしまう。自動手記人形育成学校に入学して、大切な人への想いを代筆することの意味を学んだヴァイオレットは、様々な依頼を受けながら一流のドールとしての道を歩んでいく。

しかし、どこかで生きていると信じていたギルベルト少佐が、実は未帰還兵として「戦死扱い」であった事を聞かされたヴァイオレットは激しく動揺する。そして、ギルベルト少佐を心から想うその心こそが「愛」なのだと、ヴァイオレットは気付かされる。

スタッフ

  • 音楽
    Evan Call
  • キャラクターデザイン
    高瀬亜貴子
  • シリーズ構成
    吉田玲子
  • 監督

制作会社

京都アニメーション

うちのウッチョパス

原作: オリジナル

制作会社

白組

カードキャプターさくら クリアカード編

原作: 漫画

クロウカード編
:木之本桜(以下、「さくら」)は、友枝小学校に通う小学4年生。父・藤隆と兄・桃矢と3人暮らしで、兄の親友・雪兎に憧れている。ある日、藤隆の書庫で不思議な本を発見する。すると、その本から封印の獣ケルベロス(ケロちゃん)が現れた。その本は、魔術師クロウ・リードが作った魔法のカード「クロウ・カード」が入っていた。全てのカードがさくらの住む町にばらまかれてしまい、封印が解かれるとこの世に「災い」が訪れるというクロウカードを回収するため、さくらはケルベロスによって「カードキャプター」にされ、ケルベロスや親友・大道寺知世、クロウの血縁の少年・李小狼(リ・シャオラン)と共に、クロウカードの起こした事件を解決しながら、カード集めに奮闘する。
:そしてクロウ・カードが全て集まった時、ケルベロスに対するもう1人の守護者にして審判者「月」(ユエ)が現れる。それは雪兎の真の姿であった。さくらは正式なカードの主となるため、「最後の審判」に挑む。最後の審判とは、封印したクロウカードを使って月と対決するというものだった。さくらが月に負ければ、「この世の災い」が起こるという。この世の災いとは、クロウカードとクロウカードに関わった者全てから一番大切な者の記憶が消えるというものだった。容赦のない月に対して、月を傷つけたくないさくらはなかなか反撃できない。しかし、そんな中で観月歌帆は、さくらに月の鈴を渡す。実は、月の鈴はクロウ・リードが新しい主となるさくらを助けるために作ったものだったのだ。鈴の力で、封印の杖を星の杖に変えたさくらは、月を傷つけることなく月の力に打ち勝ちクロウカードの新たな主として、認められた。

さくらカード編
:さくらがクロウ・カードの正式な主となってしばらくたったある日、転校生柊沢エリオルが現れる。それと前後して、奇妙な事件が起こるようになっていた。さくらは星の杖でクロウ・カードの使用を試みるがカードに呪文が通じない。そこで自分の魔力をクロウカードに注ぎ、さくらカードに変える事で呪文を扱えるようにし、事件を解決していく。

:さくらカードに変える過程でさくらは魔力を消耗し、月はさくらから魔力を補給できず、消滅する危機に迫られる。桃矢は月の仮の姿でもある雪兎を守るため、自分の魔力を月に譲渡する事を選ぶ。その際さくらは自分の「好き」という気持ちを雪兎に告白するが、「さくらの一番好きな人は別にいる」と告げられる。その後エリオルによって全ての者が永遠の眠りにつく呪いを掛けられるが、さくらは小狼と力を合わせ最後のクロウ・カード「光」と「闇」をさくらカードに変え、呪いを破ることができたのだった。

:事件の首謀者であるエリオルはクロウ・リードの生まれ変わりであり、従者のスピネル・サン(スッピー)や秋月奈久留(あきづきなくる)/ルビー・ムーンと共に暗躍していた。闇の力で作られたクロウ・カードはさくら自身が持つ星の力では維持できず、やがて魔力を失いただのカードになってしまう。事件を通じ星の力を持つ新たなカード…さくらカードに変化させ、さくらを真の「持ち主」にするためだった。

:さらにエリオルには、クロウ・リードとして死した際に魂を分け合ったもう一人の生まれ変わり、藤隆へエリオルがクロウから引き継いだ魔力を分け与えるという目的があった。それは自分より魔力の強い人物が行わなければならず、さくらカードを生み出す過程や事件も、さくらの星の力を育て、2つの目的を果たすために必要なことだったのだ。

:事件がすべて解決し、目的と真実を伝えたエリオルはイギリスへ帰る事となり、小狼は故郷の香港に戻る前にさくらへ秘めていた思いを告白する。さくらは自作のテディベアを帰国直前の小狼に渡し、「一番好きな人」で有ることを伝えるのであった。

クリアカード編
:友枝中学校に進学したさくらは、初登校の途中、知世と友枝町に戻ってきた小狼に再会。小狼が同じ中学校に編入することを知る。小学校時代の同級生とも合流し、中学校生活に期待しつつ眠った夜、透明なカードがバラバラに砕け、フードをかぶった謎の人物と対峙する。という奇妙な夢を立て続けに見てしまう。さくらが目を覚ますと夢の中に出てきた新たな封印の鍵を握りしめており、さくらカードは透明なカードに変化し効果を失っていた。それから、夢の内容は変わり、時計の部品が出てきてさくらの新たな封印の鍵を奪おうとする。

:さくらがクロウカードの関係者に相談して回る中、小狼だけはイギリスにいるエリオルと連絡を取り合い、何かを決意するのだった。

:再び魔法のような不思議な現象に遭遇するが、さくらは新たな杖「夢の杖」を使い、現象をクリアカードという形に「固着(セキュア)」することに成功する。それも何者かに仕組まれていたかのように。さくら達は冬休み。何も予定が無いさくらと知世だったが、雑貨屋ツイン・ベルで行われたくじ引きでさくらは特等の香港旅行を当てる。都合の悪い父の藤隆の代わりに雪兎を誘い、桃矢、知世と共にさくらは香港へ旅立つ。

香港が故郷である小狼と苺鈴に再会したさくらは喜ぶが、謎の魔道士の夢を見るようになる。小狼の母はクロウ・カードを所持していることを指摘し、さくらに危険が迫っていることを伝える。

さくらは妙な気配を感じ、店にあった一冊の本を開くと本からあふれ出た水に飲まれ、夢の魔道士と出会う。兄、友人を捕らえらえたさくらは、香港を舞台に魔道士と戦いを繰り広げる。そこにはクロウ・リードとの悲しい過去があった。

映画の初めに封印したクロウカードは、アロー。

劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード
第5回アニメーション神戸作品賞劇場部門受賞。

2000年(平成12年)7月公開。劇場版第2作。アニメの最終回からその後のストーリーで、さくらたちは小学6年生の夏休み。

興行収入は5億2200万円。

2017年12月29日にリバイバル上映が行われている。こちらも前作同様、配給が松竹からワーナー・ブラザース映画に変更されており、併映作品もなく単独上映である。

* 原作:CLAMP
* 監督:浅香守生
* 脚本:大川七瀬
* ゲストキャラクターデザイン原案/コスチュームデザイン:CLAMP(もこなあぱぱ)
* 総作画監督:阿部恒
* 作画監督:桜井邦彦、北尾勝、田崎聡、君塚勝教、春日井浩之、濱田邦彦、藤田まり子、堀内博之
* 絵コンテ:浅香守生、川尻善昭、兼森義則、阿部恒、坂田純一、水野和則、高柳滋仁
* 美術監督:池田祐二
* 色彩設定:勝沼まどか
* 撮影監督:白井久男
* 編集:尾形治敏
* 音響監督:三間雅文
* 音楽:根岸貴幸
* プロデューサー:吉田剛、鶴成孝一、小森伸二、小野達矢、池口和彦
* 配給 - 松竹(初上映時) / ワーナー・ブラザース映画(リバイバル上映時)
* アニメーション制作:マッドハウス
* 製作:講談社、松竹、バンダイビジュアル、シェルティ、マッドハウス
* 主題歌:明日へのメロディー
** 作詞・歌:CHAKA、作曲・編曲:鷺巣詩郎
* VHS・LD・DVD・BD(バンダイビジュアル、レンタル版VHSは松竹ホームビデオ)

スタッフ

  • 音楽
    根岸貴幸
  • キャラクターデザイン
    濱田邦彦
  • シリーズ構成
    大川七瀬
  • 監督

制作会社

マッドハウス

学園ベビーシッターズ

原作: 漫画

鹿島竜一、虎太郎兄弟は両親を飛行機事故で亡くした。2人を引き取ったのは同じ事故で息子夫婦を亡くした森ノ宮学園・理事長。竜一が成人するまでの間面倒を見てもらう代わりにベビーシッターをすることになる。働く女性教員のために作られた保育ルームだったが人手が足りず、竜一はそれを補うために作られたベビーシッター部の部員第一号となる。

スタッフ

  • 音楽
    川田瑠夏
  • キャラクターデザイン
    大沢美奈
  • シリーズ構成
    柿原優子
  • 脚本
    柿原優子
  • 監督
    森下柊聖

制作会社

ブレインズ・ベース

からかい上手の高木さん

原作: 漫画

スタッフ

  • 音楽
    堤博明
  • キャラクターデザイン
    髙野綾
  • シリーズ構成
    横手美智子
  • 監督

制作会社

シンエイ動画

キリングバイツ

原作: 漫画

第1章
出会い、奇妙な生活
都内某所、大学生・野本裕也は短期バイトで知り合った知人達に連れられ、夜道を歩く女子高生を誘拐するという犯罪計画に巻き込まれてしまう。野本は良心の呵責から車を止めて知人に犯罪行為から辞退すると言うが、それに返事をしたのは被害者の女子高生・宇崎瞳だった。知人達は標的となった瞳を野本の運転する車の中で強姦しようとするが、野本が運転してる最中に瞳に殺されていた。瞳の指示で人気の無い廃材置き場に案内された野本はそこで出会った獣闘士「獅子(レオ)」の名を持つ谷優吾と同じ獣闘士「蜜獾(ラーテル)」の名を持っていた瞳の「獣人」同士による血で血を争う「牙闘(キリングバイツ)」を目撃することとなり、決闘は「蜜獾(瞳)」の勝利で幕を閉じた。

翌日、瞳に連れられた野本は、瞳の保護者を名乗る『「牙闘」管理局』の局長・祠堂零一と対面。そこで祠堂から「獣人」の存在と、日本経済を裏で支配している4つの財閥が「獣人」達を使い、財界での発言権を賭けた代理戦争「牙闘」を知ることとなり、同時に3か月後に行われる「牙闘獣獄刹(キリングバイツデストロイヤル)」に、野本は獣闘士「蜜獾」(瞳)の唯一の出資者として参加すること、並びに参加者となる瞳には出資者である野本のボディガードとして同居することを告げられる。是非の有無を言わされず参加することとなった野本と野本を警護することとなった瞳は、全戦無敗を誇っていたという「獅子」から勝利した瞳を今回の「牙闘」における台風の目と見た各財閥からその日を境に目を付けられるようになる。

野本と瞳を殺害して「獣獄刹(デストロイヤル)」の参加資格を奪おうとする八菱財閥の獣闘士「山荒(ラウディ)」の襲撃を受けた後、石田財閥に所属する獣闘士「河馬(ヒポ)」・岡島壱之助からの申し出と、同じく石田財閥の申し出を受け入れた祠堂からの指示で野本と瞳は石田財閥に所属することとなる。岡島もボディガードとして同居することになる中、野本の通う大学に学生で通うこととなった瞳が八菱財閥所属参加者の獣闘士「狩猟豹(チータ)」・中西獲座や三門財閥所属の獣闘士達と遭遇、一方の野本も、瞳との「牙闘」で敗北して参加資格を失った「獅子」を連れてきた三門財閥の令嬢・三門陽子から「獣獄刹」参加辞退を要請されるなどの妨害に遭うも無事3か月を乗り切り、「獣獄刹」への参加を果たす。

牙闘獣獄刹(キリングバイツ デストロイヤル)
フィリピン海の無人島「炎蹄島」を舞台とした、各財閥に所属する獣闘士12人による「獣獄刹」が開催。開催時点で財界の発言権を所持していた三門財閥は常勝要因であった「獅子」を欠くことになるも、三門の財力も利用して陽子が主導で選りすぐった屈強揃いの獣闘士「穿山甲(パンゴリン)」・「巨猩羅(ゴリラ)」・「熊(ベア)」を選出。八菱財閥は「獅子」の好敵手である獣闘士「虎(ティガ)」・中西大河とその実妹である獲座、管理局からの指示で協力参加した獣闘士「麝香猫(シベット)」を加えて参加。香港マフィアの用心棒や暴走族などならず者を擁し、爬虫類系の獣闘士を多く所属させている角供財閥は三門に負けず劣らずの実力を持つ曲者揃いの獣闘士「鰐(クロコダイル)」・「壷舞螺(コブラ)」・「守宮(ゲッコー)」が参加。財閥の中で最も財力が弱い石田財閥は、石田財閥会長夫人の叩き上げの部下である岡島、岡島の説得で石田に所属した獣闘士「兎(ラビ)」・稲葉初、そして台風の目として注目を浴びる「蜜獾」(瞳)による寄せ集め構成となった。

「獣獄刹」開始早々、「蜜獾」が「熊」を討ち倒したことを皮切りに、各所で鉢合わせた獣闘士が次々と試合を展開。「熊」を始めとし、「壷舞螺」、「鰐」、「守宮」、「巨猩羅」、「麝香猫」と次々と脱落・絶命していき、試合も終盤に差し掛かって「蜜獾」と「虎」が死闘を展開する中で陽子が選出した「穿山甲」が猛威を振るい、一撃で「蜜獾」を戦闘不能に陥らせ、「蜜獾」を除けば唯一「獅子」と渡り合える実力を持つ「虎」と「虎」に加勢した「河馬」も立て続けに撃破される。実力に劣る「狩猟豹」が立ち向かおうとした瞬間、突如毛並みを白く変色させてかつての「原種の獣人」として覚醒・復活した「蜜獾」が「穿山甲」に再戦。「蜜獾」は「穿山甲」の鋭利な鱗の尾で右腕を切断され更に執拗に体を貫かれるも、一瞬の隙をついて「穿山甲」の口の中に爪を捻じ込ませ、そのまま頭蓋を貫く致命傷を与える。しかしそれまで受けたダメージで体力が限界を迎えてしまい、痛み分けの形で脱落する。一方、頭蓋を砕かれた「穿山甲」は脳漿を飛び散らしながら立ち上がるも、「狩猟豹」に喉笛を掻っ切られて遂に絶命する。「狩猟豹」は唯一生き残り且つ戦闘能力が皆無の「兎」を悠々と仕留めに掛かるも、「兎」が逃げ回る最中に躓いたことが原因の偶発的な蹴りが「狩猟豹」の顎に命中。「狩猟豹」は脳震盪を起こしてあっけなく脱落してしまい、「兎」が優勝するという大番狂わせとなった。

しかし、ここに至って角供財閥総理事・角供雅は以前から管理局と石田財閥、八菱財閥が秘密裏に利害関係を築いて財界の完全掌握を図っているのではと疑いの目を掛けており、優勝を逃した場合に備え、刺客として獣闘士「避役(カメレオン)」部隊を使って生き残った獣闘士を始末して優勝を横取りしようとする不正を働く。しかしその企みも現地に素早く赴いた、「牙闘」実況司会者を務めていた祠堂の秘書・篠崎舞によって阻止され、不正の代償として角供雅も三門財閥会長・三門陽参のボディガードをしていた「獅子」に始末される。これで財閥のトップによる混乱も終息したかに見えたが、今度は祠堂が三門陽参に対して三門財閥が「牙闘」を利用して経済を長期に渡って私物化し、我欲に徹して不安定経済に陥らせたと看破。

これに対して「貴様ら弱者の存在こそ罪」と言い張るも直後に「管理局」と石田・八菱財閥と密かに協力関係を結んでいた「獅子」によって殺害される。「穿山甲」のパートナーをしていた陽子は失意の中で陽参のいる部屋に赴くと、既に陽参が始末された後で、管理局と石田財閥と八菱財閥と三門財閥内の「反会長派」の4グループが結託して起こした「理想的政変(イデアルクーデター)」を目の当たりにし、地位を完全に失うこととなった。

閉幕と別れ
「獣獄刹」閉幕から2週間後、岡島も瞳もいなくなって普段の生活に戻った野本は、試合の配当金の入ったジュラルミンケースと俄かにも信じれない体験をしたことを思いだす日々を繰り返していた。そんな中、突然瞳から呼び出しのメールが届いた。呼び出しのメールが来たその夜、瞳と初めて会った廃材置き場に到着した野本は、そこで切断された右腕をつなぎ治す途中の状態の瞳と再会する。再会を喜ぶ野本は瞳に、瞳と出会ってからの彼女との交流と「牙闘」を通じて、今まで流されるように生きてきた自分を変えることができたことをプロポーズまがいに告げる。瞳は野本の言葉に頬を赤らめるも、「野本を殺せ」という祠堂の指示を実行し、野本を殺害する。祠堂の部下・柴山が運転する車に戻り、野本の亡き骸が放置されたままとなった廃材置き場を後にする瞳は柴山に対して「別に悲しくねぇし」と言い張るも、その目ははっきりと大粒の涙を流していた。

第2章
2年後の世界
「獣獄刹」閉幕から2年後、財界の発言権を手に入れた石田財閥と協力関係となった八菱財閥の援助を受けた管理局主導の下、公にされなかった「獣人」や「牙闘」の存在が公表され、
新政令「獣化法」によって獣人に関する規制緩和が実施され、獣化手術も合法化された社会が形成されようとしていた。中でも、東京島湾内の人工島に新しく設置された特別自治区「政令指定獣人解放特別区域」(通称「獣人特区」)では、獣化した状態の人間と獣化しない一般人が平等で街中を歩いている光景が日常的となっており、かつて非合法な賭け試合でしかなかった「牙闘」も、「獣化法」による厳しい取り締まりによって競技者精神に則った世界的エンターテインメントスポーツとして様変わりしていた。そんな街に「牙闘」での優勝を夢見る15歳の少女・戌井純が訪れた。純は正式な獣闘士として認定されるための「試闘(オーディション)」で、不良女子高生の「牙魔猫(タスマニアデビル)」・黒居佑を相手に「媚戌(ビーグル)」に獣化して初めての実践試合に臨む。試合は互いに一歩も譲らない好戦闘を展開するが、1人の出資者の若者が立ち入り禁止のフェンスを越えてまで純にアドバイスをしたことが原因で2人は失格退場処分となってしまう。

無効試合の原因として警備員に取り押さえられた若者は石田財閥会長夫人の尊聖羅が「自身の身内」だと説得したことで解放されたが、その若者はなんと2年前に獣闘士「蜜獾」・宇崎瞳に殺害されたはずの野本裕也だった。参加資格を失って「獣人特区」を当て所無く歩く純は「牙闘」管理局員を名乗る獣闘士「雨蛙(フロッグ)」に言い包められて性的犯罪に遭いそうになるも、「純を探してくれたら2人に出資する」という野本の条件に乗った佑に助けられる。野本が出資者兼保証人となったおかげで獣闘士に認定され、区立学校に入学した純はそこで折り紙付きの不良として名が知れていた佑と再会する。

「試闘」や「雨蛙」の件で何かしらの運命を悟った純を佑は突っぱねる中、ふとしたことで同学校の社会科教師である獣闘士「麒麟(ジラフ)」との戦闘に発展。学校の一部を破壊するまでになる中、闘いの匂いを嗅ぎつけてきた「蜜獾」・宇崎瞳が介入してきたため、「麒麟」が敗けを宣言して戦闘は終了となったが、「蜜獾」の存在は純と佑は自分たちの実力差をまざまざと知らされることとなる。「麒麟」との一件の夜、佑の紹介で非公式の「牙闘」が行われている獣人特区番外地「金網通り」に連れられた純は、2年前の「獣獄刹」で優勝したことで様々な噂話が広まって「蜜獾」「獅子」以上の影の実力者という尾ひれが付いてしまった獣闘士「兎」・稲葉初と対面する。

初がボスとして管理する「忍陣畠(キャロットフィールド)」で佑が獣闘士「犀(ライノ)」との戦闘の最中に2人の不在を知った野本がやってきたことで、野本と初が思わぬ再会を果たすこととなった。初の事情を知った野本は管理局に密告しない条件として純を大ベテランの獣闘士「狼(ウルフ)」と闘わせるという試合カードを組まれ、「狼」の圧倒的な実力に窮地に立つも野本の犬笛を使った戦略で辛くも勝利する。「忍陣畠」を見渡せる所で瞳と獣闘士「狩猟豹」・中西獲座は共に「媚戌」と「狼」の試合を観戦するが、2人はそこで観客に紛れて試合の様子を見ている死んだはずの野本を目撃。更に野本と「媚戌」の犬笛による一糸乱れぬ連携を見せつけられた瞳は激しい怒りを覚えた。

翌日、学校に登校した純と佑は何時の間にか名前で呼び合うほどの仲になり、管理局の「試闘」部門の役員となった獣闘士「河馬」・岡島壱之助から「牙闘」の本大会予選の選出を発表され、純と佑、そして体力測定で体育に駄々をこねていた生徒・護藤ハイジが選出された。本大会予選出場が決まった日の夜、公園で純が野本の特訓を受ける中、瞳と野本は2年ぶりの再会をすることなった。殺意を隠そうともしない瞳に警戒する純だが、野本と瞳は互いの意志の齟齬を確認して牙闘での決着を誓うこととなる。様々な思惑が交差する中、「獣獄祭(デスティバル)」と冠された牙闘大会の第1次予選が開催されることとなる。

スタッフ

  • 音楽
    高梨康治
  • キャラクターデザイン
    渡邊和夫
  • シリーズ構成
    朱白あおい
  • 監督
    西片康人

制作会社

ライデンフィルム

銀の墓守りII

原作: オリジナル

スタッフ

  • 音楽
    関美奈子
  • キャラクターデザイン
    津幡佳明
  • 脚本
    李豪凌
  • 監督
    安藤健

制作会社

絵梦×[[BLADE (アニメ制作会社)

Gdメン

原作: オリジナル

ゲームの異世界に転生したライトとヨミ。姫を救えばリアル世界に帰れるという。

スタッフ

  • キャラクターデザイン
    為壮顕
  • 監督
    菅原そうた

グランクレスト戦記

原作: ラノベ

混沌(カオス)に支配される世界において、混沌から秩序(コスモス)を取り戻せる聖印(クレスト)のもと、人々は混沌による災害から聖印を持つ君主(ロード)に守られて生きていた。しかし、世代を経るにつれて君主たちは、互いの領土と聖印を争って戦うようになり、大陸では君主同士による戦乱が絶えなかった。

時は流れ、大陸の二大勢力である大工房同盟(ファクトリー・アライアンス)と幻想詩連合(ファンタジア・ユニオン)、それぞれの大公の嫡子が婚姻を結ぼうとしていた。互いの聖印の統合により秩序の結晶である皇帝聖印(グランクレスト)が生まれ、平和の実現も間近かと思われたが、何者かの策略により両大公は命を落としてしまう。この「大講堂の惨劇」と呼ばれる事件によって両者の持つ莫大な聖印が失われ、彼らに従属していた多くの君主たちが独立を強いられたことにより、大陸は新たな戦乱の時代に突入していく。

戦争と政争に明け暮れる君主たちを軽蔑する天才魔法師(メイジ)の少女シルーカは、君主ヴィラールとの不本意な契約に向かう途中で若き放浪君主テオと出会う。故郷の島システィナを君主の圧政から救いたいと願うテオに自らの理想の君主像を見出したシルーカは彼と契約し、その夢を実現するためにさまざまな策を考案していく。瞬く間にセーヴィスに名を轟かす存在に躍り出た2人の前途は順調のように見えたが、システィナ解放への絶対条件であった同盟への帰順に失敗し、大陸内で孤立してしまう。ラシックやヴィラールの協力を得て辛うじて窮地を脱したテオはアルトゥークに身を寄せて最初からやり直すことを決意、シルーカと共に自分が歩むべき道を模索し始める。

多くの人々の思惑が錯綜する中、テオやヴィラールの活躍により同盟軍は失策と敗戦を重ね、フォーヴィスやクローヴィスといった同盟諸国も連合領に吸収されていった。時勢は着実に連合有利に傾きつつあったが、当の連合盟主アレクシスはマリーネを忘れられず、同盟との和平を模索し続けていた。武力派と和平派で分裂し、同盟を討つ絶好の機会をみすみす手放す連合を横目に同盟は着々と勢力を回復させていく。ついには連合寄りの姿勢であったダルタニア太子ミルザーがマリーネの覇道に共感して同盟側に離反、更には北方の海洋国ノルドも南下の足掛かりを得て大船団を南海へ進出させる。両国の助力を得たヴァルドリンドは、和平派が主流を占め孤立を深めていた長年の仇敵アルトゥークを一気に陥落させ、その事実は連合諸国を大きく動揺させた。

蛮行による侵略を辞さない同盟も、時流を理解せずにアルトゥークを失わせしめた連合も共に人々の信頼を失う中、迫りくる同盟の勢力に対抗すべくアルトゥーク周辺国の君主らによって第三勢力「アルトゥーク条約」が発足した。しかし、名声猛々しいラシックと、ラシックが従属を公言して憚らないテオのどちらを盟主とするかで条約は発足当初から揺れ、その一方で新アルトゥーク領主となったミルザーによる統治が始まる。

条約諸国がミルザーの支配に抵抗する間に、テオは盟主就任の条件としたシスティナ解放へと旅立つ。圧政に疲れ果てた民衆に冷たい仕打ちを受けながらも決起を促し、システィナ最大の魔境であった混沌渦(カオスシュトローム)を退治したテオのもとに人々が次第に集い始める。民意を味方につけたテオはついに故郷の解放に成功したが、条約の苦戦を知って休む間もなく大陸へ戻り、打倒ミルザーを掲げて戦線に復帰。スタルクとダルタニア本国の援軍を足止めしてミルザー軍を孤立させると、条約軍は総力を挙げてアルトゥーク奪還をかけて立ち上がった。一騎打ちの末にミルザーを討ち果たしたテオは満場一致で賛成のもと盟主に就任し、条約を連合、同盟に次ぐ大陸の第三勢力として鼎立すること、亡きヴィラールの遺志を継いで連合と同盟の和平を目指することを表明する。

マリーネと協力したミルザーの落命、アレクシスの君主としての覚醒を経て、ついに条約・同盟・連合が戦場へ集結、それまでの全ての因縁に決着がつくこととまる。アレクシスとマリーネは再び愛を誓いあい、二人はテオに従属を願い出る。新たな支配者誕生により今度こそ皇帝聖印が誕生し、混沌の時代が終わることを誰もが待望する。

しかしその瞬間、皇帝聖印の誕生と秩序の回復を望まない者達がついに表立って行動を開始する。魔法師協会が君主に従い続ける魔法師達の粛清を開始、多くの君主が三大勢力から脱落し再び戦乱の時代となる。「大講堂の惨劇」を引き起こした真の黒幕に対し、テオ達も最終決戦への覚悟を求められる。魔法士協会と対立してでも戦乱の時代を終わらせようと決意を新たにする中、吸血鬼の王ディミトリエや巨人の王サイクロプスをはじめとする強大な戦力がテオ達に牙をむく。

プリシラの死、魔法師協会の真の目的、明かされた古代文明の歴史、事態が目まぐるしく変わる中、テオ達は皇帝聖印の誕生と秩序の回復を望まない者達に勝利を収める。ついに混沌の時代は終わり新しい時代が到来する。

スタッフ

  • 音楽
    菅野祐悟
  • キャラクターデザイン
    矢向宏志
  • シリーズ構成
    矢野俊策
    水野良
  • 脚本
    ライトワークス
  • 監督
    畠山守

制作会社

A-1 Pictures

恋は雨上がりのように

原作: 漫画

感情表現が不器用で一見クールな17歳の女子高生・橘あきら。彼女はアルバイト先のファミレス『cafeレストラン ガーデン』の店長である45歳の近藤正己に密かに想いを寄せている。自他共に認める“冴えない男”の近藤だが、あきらはそんな彼の魅力を「自分だけのもの」として、胸に秘めた恋心を募らせていた。そんなある日、アルバイト中に起こったとある出来事をきっかけに、あきらの秘めたる恋心は大きく動き出していく。

スタッフ

  • 音楽
    吉俣良
  • キャラクターデザイン
    柴田由香
  • シリーズ構成
    赤尾でこ
  • 脚本
    赤尾でこ
  • 監督

制作会社

WIT STUDIO

刻刻

原作: 漫画

佑河樹里は、無職の父 貴文、ニートの兄 翼、隠居の祖父(じいさん)と母親、シングルマザーの妹 早苗、甥 真と共に、貧乏な暮らしながらも平凡に暮らしていた。

ある日、甥と兄が幼稚園からの帰路の途中で誘拐され、犯人から樹里・父の元に身代金要求の電話が掛かってくる。犯人の要求する身代金の受け渡し期限までは30分しかなく、間に合わないと悟った樹里は、犯人と刺し違える覚悟で2人の救出へと向かう決意をする。しかしその時、じいさんが佑河家に代々伝わるという止界術を使い、時間を止める。人も物も森羅万象が止まった止界で樹里たちは2人の救出へと向かう。

しかし向かった先で、自分たち以外の動く人間たちに遭遇、急襲されてしまう。彼らは、止界術を崇める「真純実愛会」の教祖佐河順治と、幹部の柴田・宮尾、そして幼少時代に止界に入ったことのある相談役の間島翔子、さらに金で雇われた外部の人間たちであった。彼らの目的は、佑河家にあるとされる「止界術の石」を手に入れることだった。

止界術の石を巡り、樹里の「霊回忍を追い出して強制的に止者とする能力」と、じいさんの「上限10メートルの瞬間移動する能力」を使って、教祖たちとの戦いが繰り広げられる。

スタッフ

  • 音楽
    未知瑠
  • キャラクターデザイン
    日向正樹
    梅津泰臣
  • シリーズ構成
    木村暢
  • 監督

制作会社

ジェノスタジオ

斉木楠雄のΨ難

原作: 漫画

超能力者の高校生・斉木楠雄を主人公とするギャグ漫画、略称は『斉Ψ』で話数カウントは「第○χ(-カイ)」となっている。

読切『超能力者 斉木楠雄のΨ難』が複数回掲載されたのち、『週刊少年ジャンプ』2012年24号より連載が開始された。詳細は制作背景・読切版参照。

「Ψ」とは、超能力を表すギリシア文字で、本作のサブタイトルや単行本のタイトルにも使われている(「超能力者のΨ難」など)。なお、本作において「Ψ」は英語の発音に倣って「サイ」と読まれているが、一般に日本語では「プサイ」「プシー」などと表記される。

基本的に一話完結で、数話にわたるエピソードもある。主人公の斉木が狂言回し(語り手)を兼ね、第四の壁を破って読者にモノローグで語りかける形式を取り、稀にメタフィクションなセリフも発する。なお、斉木が直接言葉を発する描写はほぼ省略されている(コマの外で言葉を発して会話をしているという設定)。

2012年9月以降3回にわたりVOMIC化され、2013年8月には『ジャンプLIVE』でFlashアニメ化された。また2017年10月より実写映画化が放映された。テレビアニメ化も行われ、2016年7月より12月まで第1期が放送され、2018年1月17日に第2期が放送開始された。

スタッフ

  • 音楽
    斉木ックラバー
  • キャラクターデザイン
    音地正行
  • シリーズ構成
    横手美智子
  • 監督

制作会社

EGG FIRM×[[ジェー・シー・スタッフ

Citrus (漫画)

原作: 漫画

見た目はギャルだが一度も恋をしたことのない女子高生・藍原柚子は親の再婚により藍原学院女子高等学校へ編入する。彼氏ができないと初日から絶望に打ちひしがれる柚子の前に現れたのは生徒会長の藍原芽衣。芽衣は校則に従わない柚子を厳しく叱責する。最悪の出会いを果たした2人だが、実はこの芽衣こそ親の再婚相手の娘であり、義理の姉妹となった2人は同じ屋根の下での生活をスタートさせる。性格の異なる2人は互いに反発するも次第に惹かれ合っていく。

スタッフ

  • 音楽
    高橋諒
  • キャラクターデザイン
    伊集院いづろ
  • シリーズ構成
    ハヤシナオキ
  • 監督

制作会社

パッショーネ

新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION

原作: オリジナル

子供たちに鉄道ロボットという夢のある新しいコンテンツを提供すべく、“正体不明の巨大な敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたロボ”という設定で、JR東日本監修のもと、実在する新幹線がロボットに変形するキャラクターとして誕生した。

本作の特徴として、企画時からJR東日本グループのジェイアール東日本企画が関与している。そのため前述のJR東日本のほか、新幹線を運行するJR各社(JR東海・JR西日本・JR北海道・JR九州)や関連企業が協力しており、テレビアニメ版では新幹線車両のほか、実在する鉄道関係施設も登場する。

本作の企画はジェイアール東日本企画と小学館集英社プロダクションによる『Project E5』が前身であり、2014年の東京おもちゃショーでの展示が初出である。その後タカラトミーが参画したことでプラレールをベースとした商品化が前提となり、当初からのデザインもタカラトミーと小学館ミュージック&デジタル エンタテイメントの両社によって何度も検証を重ねたことで大幅に変更させている。

商品展開はプラレールを基本としていることから、車両製品はプラレールの編成車両と同じ3両で構成されており、プラレールでの走行も可能となっている。また、前述のプラレール規格に合わせるため、車両の造形もプラレールと可能な限り同じものに近づけている。

2018年1月からは、TBS系でテレビアニメ版を放送開始した。

スタッフ

  • 音楽
    渡辺俊幸
  • キャラクターデザイン
    あおのゆか
  • シリーズ構成
    下山健人
  • 監督

制作会社

OLM

Spiritpact

原作: 漫画

スタッフ

  • 音楽
    V-PRO Studio
    輔楽音楽工作室
  • キャラクターデザイン
    権恩京
  • シリーズ構成
    琦玲子
  • 監督
    李豪凌

制作会社

上海絵梦

スロウスタート

原作: 漫画

中学3年生の一之瀬花名は高校入試の前日におたふく風邪に罹患して受験できなかったことから進学できず、中学浪人になってしまう。中学卒業から1年後、花名は自分を知る者が誰もいない「長乃県爽井沢」の星尾女子高校に進学し、浪人していたことを秘密にしたまま1年生から入学し高校生活をスタートさせるのだった。

スタッフ

  • 音楽
    藤澤慶昌
  • キャラクターデザイン
    安野将人
  • シリーズ構成
    井上美緒
  • 脚本
    山下憲一
    井上美緒
  • 監督

制作会社

CloverWorks(A-1 Pictures)

戦隊ヒーロー スキヤキフォース

原作: オリジナル

スタッフ

  • 音楽
    中島章博
  • キャラクターデザイン
    竹内香菜子
  • 脚本
    堀雅人
  • 監督
    斉藤亜規子

制作会社

STUDIO4℃

続 刀剣乱舞-花丸-

原作: 漫画

西暦2205年、時の政府は過去へ干渉し歴史改変を目論む「歴史修正主義者。

スタッフ

  • 音楽
    川井憲次
  • キャラクターデザイン
    谷口淳一郎
  • シリーズ構成
    ライトワークス
  • 脚本
    ライトワークス
  • 監督
    越田知明

制作会社

動画工房

宇宙よりも遠い場所

原作: 漫画

2017年7月2日にロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2017」で制作が発表された。監督はいしづかあつこ、シリーズ構成は花田十輝、アニメーション制作はマッドハウスといった『ノーゲーム・ノーライフ』チームが手掛けるオリジナルアニメ作品である。

タイトル名は2007年に昭和基地に招待された元宇宙飛行士の毛利衛が「宇宙には数分でたどり着けるが、昭和基地には何日もかかる。宇宙よりも遠いですね」と話したことに由来する。アニメ製作にあたっては、文部科学省、国立極地研究所、海上自衛隊、SHIRASE5002(WNI気象文化創造センター)が協力している。

国内パートでは主に群馬県館林市が物語の舞台となっており、東武伊勢崎線や茂林寺前駅、館林駅、城沼が登場する。また、6話目の舞台はシンガポールになっており、シンガポール・チャンギ国際空港、マーライオン公園、マリーナベイ・サンズが登場し、劇中では屋台で海南鶏飯、ドリアンを食べるシーンもある。

スタッフ

  • 音楽
    藤澤慶昌
  • キャラクターデザイン
    吉松孝博
  • シリーズ構成
    花田十輝
  • 脚本
    花田十輝
  • 監督

制作会社

マッドハウス

ダーリン・イン・ザ・フランキス

原作: オリジナル

高いエネルギー効率をもつ「マグマ燃料」の採掘によって地殻変動や環境破壊が進んだ世界。荒廃した地上で生き抜くため、人類は巨大移動要塞都市を建造し、その中で生活していたが、謎の巨大生物が出現し、平和を脅かしていた。これに対抗するため、天才科学者集団「APE」はフランクスという男女二人乗りの巨大兵器を開発。そのパイロットであるパラサイトとするためだけに、名前ももたないコドモ達を育成していた。
第一部(第1話 - 第6話)
フランクスと同調する力を失い、自身の存在価値を見失っていた第13都市部隊のパラサイトであるヒロは、ある日、APE直属部隊「9s」のエースパイロットで叫竜の血を引くとされる少女・ゼロツーと出会い、彼女から興味を持たれる。ヒロの同級生たちが正規のパイロットとして認められる入隊式の日、第13都市を襲ってきた叫竜を倒すために、ヒロはゼロツーが乗るフランクス・ストレリチアを起動させることに成功し、叫竜を圧倒的な力で撃破する。自分の居場所を見出したヒロは、周囲の反対や不信にさらされながらも、パートナー殺しの悪名がうわさされるゼロツーと共に戦うことを決意。肉体の異変に悩まされながらもゼロツーとの同調を成し遂げ、彼女と正式なパートナーとなる。
第二部(第7話 - 第15話)
パラサイトとして認められたヒロとゼロツーを加えた13都市部隊のコドモたちは、本来経験することのない思春期によって変化する男女間の関係に翻弄されながらも、叫竜との戦いを勝ち抜き、グランクレバスと呼ばれる叫竜の巣窟へと近づいていく。そんな中、竜化が進み精神的に不安定になったゼロツーは、人間になりたいという思いから、次第にヒロを消耗品のようにあつかう戦いを行うようになるが、その過程でゼロツーの意識と深くつながったヒロは、幼少期にゼロツーと出会っていたことを思い出す。ゼロツーの独断行動を危険視したコドモたちや上層部の判断で、ゼロツーは9sに帰還するが、グランクレバス制圧作戦の最中、ゼロツーを大事な存在と再確認したヒロは、仲間の助力を得て孤軍奮闘するゼロツーと邂逅。お互いの気持ちを確かめ合った2人はストレリチアの能力を最大限に引き出し、グランクレバスの制圧を果たす。
第三部(第16話 - 第19話)
グランクレバス戦から約1ヶ月が経過した頃。第13都市は壊滅的な損害を受け、ヒロたちの住処であるミストルティンへの補給も滞りがちになり、それまで世話をしてくれていたオトナ達も姿を現さなくなったため、第13都市のパラサイトたちは自給自足での生活を余儀なくされる。ヒロたちはその中でさらに絆を深め合い、ゼロツーへの猜疑心も払拭され、彼女を完全に仲間として受け入れていた。そんなある日、9sが第13都市を訪れ、ココロが出産に関する本を持っていたことを咎める。男女で命を生み出せることに未来への希望を抱いていたココロは悲しみ、ショックを受けるが、ミツルはココロに好意を告白し、彼女と肉体関係を持つ。
同じ頃、七賢人のうち2人が「叫竜の姫」と呼ばれる少女の元を訪れ、人類と叫竜の戦争を終わらせるために降伏勧告を行う。しかし姫はそれを無視して2人を殺害する。
翌日、ミストルティンを破棄することを告げられた第13都市のコドモたちは、ヒロの提案によりミツルとココロが結婚式を挙げることになるが、結婚式の途中に9sとAPEの部隊がミストルティンを襲撃し、ミツルとココロがAPEに拉致される。そしてパラサイト強制収容所「トリノス」に移動した第13都市のパラサイト達は、ミツルとココロがAPEに記憶を操作されたと知り、オトナに対して不信感を募らせ、第13都市部隊は次作戦が終わり次第、APEの保護下から離れることを宣言する。
第四部(第20話 - 第24話)
あくる日、グランクレバスの地下に眠っていた最終兵器「スターエンティティ」を使い、叫竜を全滅させる最終作戦が決行され、ストレリチアはスターエンティティと接続するためにグランクレバスの最下層を目指す。だが、そこに叫竜の姫こと001が現れ、今まで戦ってきた叫竜は彼女たち叫竜人が作ったものであり、フランクスもそれを元にしていること、その目的は宇宙からの侵略者「VIRM(ヴィルム)」に対抗するためであったことを明かす。001はゼロツーをストレリチアから強引に降ろしてスターエンティティと接続するが、七賢人の中に混ざっていたVIRMのスパイによって細工が施されており、001が乗り込んだ時に地球を消滅させる超巨大爆弾と化すようになっていた。ヒロが001とコネクトして時間を稼ぐ間、第13都市部隊の援護を受けてスターエンティティにたどり着いたゼロツーは、瀕死のヒロとコネクトを試みる。その姿に感心した001は、地球を守るために自身の力を全てヒロとゼロツーに託し、スターエンティティは真の姿、ストレリチア・アパスに進化を遂げ、VIRMの斥候部隊を退けた。しかし、ゼロツーはVIRMの本隊を叩くために自分の意識をストレリチアに宿し、身体とヒロを地上に置いて叫竜たちと共に火星周辺宙域へと旅立ってしまう。
戦いの後、コドモ達は生きる糧を得るために力を合わせて地上の開墾に乗り出すが、マグマ燃料の枯渇で荒れ果てた大地には植物が根付くことはなかった。さらにココロの妊娠やイチゴの過労など、第13都市部隊も様々な理由で追い詰められていた。そんな折、ヒロはゼロツーと一瞬だけ意識をつなぐことができ、彼女が火星で戦い続けていることを知る。ヒロは火星に旅立つ意志を仲間に伝えるが、仲間を置いて1人だけ死にに行くような真似を許せないゴローに鉄拳制裁を受ける。
翌日、ヒロは一人旅立とうとするが、第13都市部隊、そして9sもヒロと旅立つ決心をしていた。妊娠しているココロと、彼女に付き添うミツルを残し、一行は叫竜の姫の残した宇宙船で火星を目指す。VIRMの激しい攻撃をかわし、ヒロはアパスに乗り込む。ゼロツーとヒロがコネクトすると、アパスはストレリチア真・アパスに変化。二人は叫竜人の残したワープゲートを通り、敵の母星を目指す。ゲート通過から783日、ついにアパスはVIRMの母星に近づく。だがヒロの意識をVIRMに奪われ、アパスは窮地に陥る。ゼロツーの助けを求める声を感じとった地球では、人間たちが天に向かって祈る。祈りで意識を取り戻したヒロはゼロツーと一体化し、VIRMの母星を破壊するが、ストレリチアと完全に一体化していた彼らは母星の爆発に巻き込まれて消える定めにあった。ヒロとゼロツーは最後の瞬間まで愛を誓いあい、いつの日かまた生まれ変わって再会することを願いながら消滅していった。同時に地上に残されたゼロツーの身体も消滅し、そこからは桜の木が芽生えた。数日後、地球に帰還した叫竜たちは地下に潜って土に還り、大地は再び緑を取り戻す。
それから8年、人類はマグマ燃料の使用を中止し、元第13都市部隊のコドモたちも大人になって子供を授かり、自給自足の生活をしながら少しずつ繁栄を取り戻していった。そして、長い長い年月が経ったある日、あの桜の木の陰で絵本を読んでいた少年と、桃色の髪の少女が出会う場面で、物語は締めくくられる。

スタッフ

制作会社

TRIGGER<br />CloverWorks<ref name="CloverWorks" group="注" />

だがしかし2

原作: 漫画

実家の駄菓子屋を継ぎたくない主人公に対し、駄菓子マニアの社長令嬢が駄菓子の魅力や豆知識をハイテンション気味に解説しつつ、主人公に駄菓子屋を継がせようと画策する姿が描かれる、劇中内で現実に存在する駄菓子が登場し現実の流行やニュースがリンクするなど現実に沿った舞台設定になっている。話数表記は「○○かし」。

駄菓子を人並みに好きだった程度の作者が、ボツからネームの行き詰まりを経てさまざまな設定の主人公を考案した果てに「主人公が駄菓子屋」というネタが通って描いた作品である。

単行本の発行部数はテレビアニメの放送開始後の2016年1月10日時点で、約160万部に達している。また、「全国書店員が選んだおすすめコミック2016」のランキングベスト15では、第5位に選ばれている。その後、単行本の発行部数は2016年2月26日時点で、累計170万部を超えている。

2016年2月9日には日本全国の書店で展開された装飾コンテストの結果が発表され、参加店舗156店からヴィレッジヴァンガード イオンモールかほく店がユーザー投票数1位、アニメイト新潟店がコトヤマ賞となった。

『週刊少年サンデー』2015年43号にてテレビアニメ化が発表され、2016年1月から3月にかけて1期が、2018年1月から3月が2期放送されていた。

スタッフ

  • 音楽
    信澤宣明
    大隅知宇
  • キャラクターデザイン
    三浦菜奈
  • シリーズ構成
    森田真由美
  • 監督

制作会社

手塚プロダクション

たくのみ。

原作: 漫画

スタッフ

  • 音楽
    鈴木真人
  • キャラクターデザイン
    小林真平
  • シリーズ構成
    高山カツヒコ
  • 脚本
    高山カツヒコ
  • 監督

制作会社

プロダクションアイムズ

ダメプリ ANIME CARAVAN

弱小国家イナコの姫として生まれた主人公。貧しいながらも平和に暮らしていたある日、隣国の武力国家ミリドニアが攻めてくる。王は負傷しており国力の差も歴然としている危機的状態。そんな中、母である王妃に呼び出され、ミリドニアへの潜入を計画もなくお願いされる。ミリドニアと勢力を二分している宗教国家セレンファーレンへ行くことにもなる。イナコの特産品をつめ込んだ「キャラバン」と母からもらった「心略図」を持って国へ向かい、それぞれの国で出会うクセの強い王子たちとの恋愛物語が繰り広げられる。シナリオを読み進める為に必要な架空マネーを集めるためのシステム。ショップ>キャラバン>テナントから購入したいテナントを買い、キャラバン>メニュー>レイアウト>テナントで設置したいテナントを選ぶ。時間が経過するとテナントやシナリオ内の現在地に対応して「お客さん」が集まってくる。集まった客を指でなぞり買い物をさせ架空マネー(通貨:チャリン)をもらう。グリまるが奇跡を使う際にはチャリんとともに愛情ももらうことができる。ショップ>キャラバン>デコから、テナントとは別にデコレーションアイテム(デコ)を買いキャラバン周りを装飾することも可能。中には客からもらえるチャリン数や愛情度を上げる効果を持ったデコもある。お客様の来店数に応じて「キャラバンレベル」やお客さんの「ファンレベル」が上がっていき、一度の来店でもらえるチャリン数や、愛情度が増える。お客さんとして来る王子立ちはLOVE度・DAME度を変えるためのみにゲームに必要な「欠片」をキャラごとにドロップし、3つ集まるとミニゲームが始まる。※2017年6月15日のメンテナンスで遊び方がリニューアルさせた。

スタッフ

  • 音楽
    no_my
    タナカノブマサ
  • キャラクターデザイン
    渡辺るりこ
    アリクイ堂
  • シリーズ構成
    小林成朗
  • 監督
    星野真

制作会社

スタジオ フラッド

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

原作: 小説

オンラインゲームの下請け会社に勤めるアラサープログラマー鈴木一郎(29)。後輩の失踪によって複数のプロジェクトを並行して手がける中、仕事に一区切りをつけて仮眠をとった一郎は、唐突に異世界の荒野で目を覚ます。視界には見慣れたゲームによく似たユーザーインターフェイスが。名前は普段テストで使用しているのと同じサトゥーとなっており、レベルは1だった。これは夢かなどと考えているとレベル50の敵が300体程現れ、攻撃される。しかし、初心者救済システムの流星雨(三回分)で一体を残し倒してしまう。それによりレベルは310(主人公のが最初に訪れた村の騎士団の最高レベルは40)に上昇し、異常な能力値、巨額の財産とそのエリアの支配権などを得る。こんな感じのチートな主人公サトゥーの物語。

スタッフ

  • 音楽
    MONACA
  • キャラクターデザイン
    滝本祥子
  • シリーズ構成
    下山健人
  • 脚本
    下山健人
  • 監督

制作会社

SILVER LINK. × CONNECT

刀使ノ巫女

原作: オリジナル

この世には、異形の化け物・荒魂を祓う刀使(とじ)と呼ばれる少女たちがいた。特別祭祀機動隊に所属する彼女たちは、全国5か所にある中高一貫校にて訓練を積む傍ら、有事の際は御刀と特殊能力を用いて荒魂から人々を護っていた。岐阜の美濃関学院に属する衛藤可奈美もその一人であり、親友の柳瀬舞衣と共に日々研鑽を積んでいた。

胎動編(第1話 - 第12話)
刀使を統べる折神家での御前試合に出場した可奈美は各地の強豪を破って決勝に進むが、対戦相手である十条姫和は折神家の当主である折神紫に斬りかかるという暴挙に出る。襲撃に失敗し粛清されそうになった姫和を咄嗟に助けた可奈美は2人でその場から離脱、共に追われる立場になる。
その後、2人は古波蔵エレンと益子薫の手引きにより舞草と合流して、折神家の真実を知る。さらに舞衣や糸見沙耶香も合流して、6人で紫に憑依していた大荒魂タギツヒメを討つことに成功する。
:
波瀾編(第13話 - 第24話)
『鎌倉特別危険廃棄物漏出問題』から4ヶ月後、各地で頻発する荒魂事件を解決するため、可奈美たちは休む間もなく現場で戦いを続けていた。そんな中、謎の人物によるノロの強奪が相次ぎ、刀使たちはさらなる動乱へと巻き込まれる。
その後、謎の人物は2人いて、1人は元親衛隊の獅童真希であることと、もう1人はタギツヒメであることが判明する。そして、タギツヒメの他にタキリヒメとイチキシマヒメがいて、三者が三つ巴の戦いを繰り広げていることも分かるが、タキリヒメとイチキシマヒメに勝利し両者を取り込んだタギツヒメを隠世の果てへ送ることで、事態を収拾することに成功する。

スタッフ

  • 音楽
    橋本由香利
  • キャラクターデザイン
    八尋裕子
    しずまよしのり
  • シリーズ構成
    髙橋龍也
  • 監督

制作会社

Studio五組

七つの大罪 戒めの復活

原作: 漫画

『週刊少年マガジン』2011年52号の同名の読切作品を経て2012年45号から連載を開始。また、2013年9月25日より資生堂「uno」とのコラボレーションが行われ、特別サイトで没になった第一話のネームが公開された。

2014年4月16日にテレビアニメ化が発表され、同年10月より2015年3月まで放送された。鈴木央の連載作品において初の映像化となる。これを記念して、『なかよし』(講談社)2014年11月号に「出張版」(はじめてのおつかい)が掲載された。

2015年、第39回講談社漫画賞・少年部門受賞。

2016年12月時点で累計発行部数は2000万部を突破した。

スタッフ

  • 音楽
    KOHTA YAMAMOTO
    澤野弘之
  • キャラクターデザイン
    戸谷賢都
    佐々木啓悟
  • シリーズ構成
    吉岡たかを
  • 監督
    田中智也
    古田丈司

制作会社

A-1 Pictures

25歳の女子高生

原作: 漫画

求職活動中のフリーター・名鳥花は、突然の親戚からの頼みで、不登校の従妹の替え玉として高校に通うことになってしまう。ところが、潜入した登校初日に、 高校の同級生で担任教師・蟹江亮人に正体を知られてしまう。花は蟹江に秘密を守ってもらうことをお願いするが、ある条件を出してきて…。

スタッフ

  • 音楽
    金山登
  • キャラクターデザイン
    山本佐和子
  • シリーズ構成
    佐和山進一郎
  • 脚本
    佐和山進一郎
  • 監督
    太多秀太

制作会社

リリクス

博多豚骨ラーメンズ

原作: 小説

スタッフ

  • 音楽
    中川幸太郎
  • キャラクターデザイン
    井上英紀
  • シリーズ構成
    ヤスカワショウゴ
  • 監督
    安田賢司

制作会社

サテライト

覇穹 封神演義

原作: 漫画

中国の古典怪奇小説『封神演義』を原作(厳密には下記の通り)としている作品。原典にはないコメディ要素や改変点も多く盛り込められている。また、メタフィクション要素やオマージュ的表現も積極的に取り入れられている。

本作は安能務訳の講談社文庫版『封神演義』(安能の独自加筆あり)に基づいている。例として楊戩を「ようぜん」、を「なたく」と読んでいる。一方で、聞仲の読みは「もんちゅう」でなく「ぶんちゅう」とするなど、安能版とは異なるものもある。なお連載当初は安能訳の『封神演義』が原作とは記述されなかった。また、いわゆる超古代先史文明や古代宇宙飛行士説の要素も加えられ、遥か昔に存在した古代文明を歴史の裏で起きた「神」の戦争と繋ぎ合せている。

作者の藤崎曰く「(本作の都合により)登場させなかったキャラクターも描きたかった」とコメントしている。終盤のトーナメントも梅山の七怪が出る予定だったが、名前やモチーフにしたと思われる端役が登場するに留まった。

特徴・原作からの変更点
* 視点は大部分が太公望で、幸田露伴の説の影響を受けて、本名は「呂望」である。
* 霊獣が言語を解する、雲霄三姉妹が不美人三姉妹など、原作と異なる描写もある。また、仙道側の施設や衣装も独創的なデザインである。
* 原作では生き残っていた者が封神されたり、逆のケースもある。
* 下等動物霊(妖孽)だった妲己や、聞仲が本作では上位の実力者である。
* 比干や散宜生、姫氏の一族などの人間の政治家や武将の大半、また十二仙や十天君以外の仙人の多くは登場しない。また西方や天上の設定が無いため、これらに深く関る人物も登場しない。
* 原作では老人だった太公望の外見が青年となっている。太公望以外にも実年齢より見た目が若い仙人・道士が多く登場する。仙人が不老不死という伝承を元に、老齢の仙人がまだ若い姿を保っているという解釈をしている。
* 原作の世界設定のベースとなっている道教や仏教、神仙思想の観念がなく、代わりに「超古代文明」を解釈のベースとしている。
* 物語の舞台は、女媧自身が望む世界(すでに存在する年表通りの歴史)を作るために介入し、歪みが生まれた場合には幾度と無くリセットされて、何度も繰り返されている世界である。原作は古代中国が舞台のため、本作でも設定上は過去だが、実際は現代より遥か未来である。

連載終了後
* 連載終了後、殷周革命に別の解釈を交えた本作のパロディ(パラレルワールド)とも言える読切『異説封神演義』が発表された。
* 後年に『屍鬼』がコミカライズされる際には本作の一部の登場人物を原型にしたキャラクターデザインが流用されている。
* 連載終了から17年後の2017年8月、2018年に再アニメ化が発表される。連載時に放送された『仙界伝 封神演義』がアニメオリジナル展開を中心にしていたのに対し、今回は原作中盤の仙界大戦を軸として描かれ、スタッフ・声優も刷新される。同年秋にはタイトルが『覇穹 封神演義』と発表される。
* 同年12月、完全新作が週刊ヤングジャンプにて2018年春に短期集中連載されることが発表され、本編の続編および外伝として『封神演義 外伝』(ほうしんえんぎ がいでん)が発表された。

スタッフ

  • 音楽
    井内舞子
  • キャラクターデザイン
    山下喜光
  • シリーズ構成
    高橋ナツコ
  • 監督
    相澤伽月

制作会社

C-Station

HUGっと!プリキュア

原作: 漫画

「子育て」をテーマに、「子供を守るお母さん」として、赤ちゃんや人、世界のために戦うストーリーである。

ABCアニメーションプロデューサーの梅田和沙は、「愛情、友情、親愛を示す行為である『HUG(ハグ)=だっこ』をその名に冠する、愛にあふれたプリキュアです。不思議な赤ちゃん、はぐたんを守り育てるため、襲いかかってくるワルモノたちとの戦いや、日々のお世話に大忙し。そんな多忙な毎日を『子供を守る母の愛』で明るく乗り切っていきます。プリキュアシリーズはこれまで15年間、戦うヒロインを描いてきましたが、一番身近なお母さんこそ女の子にとっての強く、優しく、カッコいいヒロイン像を体現しているのではと考え、本作品では『子供を守るお母さん』としてのプリキュアを描いていきます」、東映アニメーションプロデューサーの内藤圭祐は、「18年はプリキュアシリーズ15周年目という節目の年でもあります。シリーズとしてこれまで大切にしてきた思いもしっかりとつないで、15周年目ならではの仕掛けと、『HUGっと!プリキュア』ならではの可愛くてカッコいいプリキュアをお届けできるよう、スタッフ一同製作に全身全霊をささげてまいります」とそれぞれ語っている。

これまでのシリーズ作品と同様、本作品でも文字多重放送を実施している。前作に引き続きデータ放送を実施、前作とは異なり3枚のカードから探している絵を見つけるといったものになっている。データ放送のオーバーレイ表示機能による「リモコン操作による時計表示」は、前作に引き続き通常表示と非表示、プリキュア仕様としてハート型ではぐたんが動く「はぐたんとけい」となっている。前作まで行われていた公式スマートフォンアプリの配信は廃止され、4月よりWebアプリ「フレフレみんな!HUGっと!チャレンジ」の提供とそれを用いたデータ放送との連動企画が行われる。

2018年6月24日・7月1日放送分(第21・第22話)では、シリーズ第1作『ふたりはプリキュア』のキュアブラックとキュアホワイトがゲスト出演した。過去作のプリキュアが放送中の最新作の本編中に登場するのはシリーズ15作目にして初の試みとなる。

スタッフ

  • 音楽
    林ゆうき
  • キャラクターデザイン
    川村敏江
  • シリーズ構成
    坪田文
  • 脚本
    [[田中仁
    有賀ひかる
    井上亜樹子
    広田光毅
    村山功
    坪田文

制作会社

東映アニメーション

ハクメイとミコチ

原作: 漫画

本作の原型は樫木が大学の課題で制作した漫画であり、小さな人たちの目線がどのようなものかという考えから執筆された。樫木が担当編集者にその作品を見せたところ、雑誌への掲載を持ち掛けられ、エンターブレイン刊の隔月誌『Fellows!』volume16D(2011年4月発売)に「きのうの茜」のタイトルで読みきり作品として掲載された。「きのうの茜」に対する反響が良かったために同誌の兄弟誌『Fellows!(Q)』Quiet(2011年11月発売)に「足下の歩き方」のタイトルで新作読みきりが2話分掲載された。その後『Fellows!』volume22(2012年4月発売)より「こびと日和」のタイトルで連載を開始し、『Fellows!』volume26(2012年12月発売)掲載分からは現在のタイトルへと改題され、同誌が年10回刊『ハルタ』へと誌名を変更した2013年以降も連載中である。

『Fellows!(Q)』Q.E.D.(2012年9月発売)には「足下の歩き方」が「こびと日和 -side A-」「こびと日和 -side B-」と改題して再録されており、その柱には文字による世界観設定が書かれている他、巻末には更に詳細な作者描きおろしによる世界観設定が2ページ掲載されている。また『ハルタ』volume50(2017年12月発売)には、同誌掲載作家18人が本作を題材に執筆した1ページのイラストもしくは漫画を収録した綴込み小冊子『はくみこころころ』が付属している{{Cite web
|date=2017-12-15
|url=https://natalie.mu/comic/news/261245
|title=コミックナタリー - ハルタ付録で森薫、九井諒子らが「ハクミコ」描く!全プレ&新連載も
|work=ナタリー
|publisher=ナターシャ
|accessdate=2018-01-05
}}。これらは2018年現在、いずれも単行本未収録である。ハクメイとミコチの他にも多数のこびとやこびとの町も登場し、日常生活を営んでいる。小動物や昆虫などこびと以外の生物の多くは人型化されない本来の形態のまま擬人化されて、こびとたちと普通に会話し、仕事に就くなどして一緒に社会生活を送っている。小動物は異類同士の夫婦も存在する。魚類は食料であり住人と交流している様子はみられず、登場した猛禽のトンビとフクロウは多少の意思を交わしているような描写もあるが会話はなく、フクロウはこびとを捕食する可能性について言及されたエピソードがある。

こびとは耳が尖っており、特徴的な帽子を被っている者もいる。この帽子は「種帽子」と呼ばれ、同じ形のデザインだが模様や色が異なっており、こびとが故郷を旅立つ際に長老(エルダー)の帽子を模したものが与えられ、旅先で定住するとその者が新たな長老となり、子孫に帽子を与えるというものである。こびとの大きさの描写は、他の動植物と比較される形で描かれている。

ハクメイとミコチは、山間の街マキナタの北西にある森の大楠の根元に作られた家に住んでいる。この家はミコチが全財産を使って自分の理想の家を作ったものだが、作中のエピソードで大破し、後にこびとのセンの協力で、センの趣味を勝手に取り入れられた上で再建している。

ファンタジー作品で、センの研究など魔法のようなものも登場するが、魔法とは明言されていない。付喪神が実在しており、作中で街に登場したものはその住人に普通に受け入れられている。

灯りは給油によるランプ、水道は最寄りの水場からの引き込み、キッチンの火力は竈で、バスはあっても自動車ではなく動物に客車を引かせる形式であるが、乾板カメラが使用され、蒸気機関による汽車が走っている程度には、機械文明は進んでいる。

通貨単位は円で、価値もほぼ現代日本と同等。

単行本第6巻現在までいわゆる通常サイズの人間は登場しておらず、人間が居る世界観なのかも言及されていない。2018年1月15日発売の副読本『ハクメイとミコチ ワールドガイド 足元の歩き方』において、こびと達はすべて「ヒト」と表記されている。

作中の地理
『ハクメイとミコチ ワールドガイド 足元の歩き方』のワールドマップによると、主人公たちが暮らすマキナタは「旅人の国・ヒノチ」のほぼ中央にあり、ヒノチは南方にあるひとつ島、または大陸になっている。ヒノチには、マキナタのすぐ西隣りにアラビがあり、そこから時計回りにヒロムタ、カノカン、キオウで、カノカンの真反対の位置にヤシロがある。

ヒノチから海を挟んで地続きに4国からなる島、または大陸があり、西から順に「坂の国・ハルハン」、「大木の国・ケイ」、「平原の国・カナンカ」、「崖の国・ムカク」とあり、そして海を挟んで北方の島、または大陸が「洞の国・ガダイ」となっている。

スタッフ

  • 音楽
    Evan Call
  • キャラクターデザイン
    岩佐とも子
  • シリーズ構成
    吉田玲子
  • 監督
    安藤正臣

制作会社

Lerche

バジリスク 〜桜花忍法帖〜

原作: 小説

「伊賀」と「甲賀」、二つの忍群が血で血を洗い、双方に分かたれながら相思相愛の男と女が激烈なる想いに殉じた「忍法合戦」から十数年の歳月が流れ去った。

寛永の時代、天下太平の世にあって、「忍び」の活躍出来る場は年を経るごとに減り、伊賀甲賀も相争うほどの盛りは当に失せていた。或る隠し里で適度な緊張関係を保ちながら共に暮らす二つの忍群であったが滅するには未だ早いと考え、合意の元に互いの幼い棟梁たちを許嫁とし、一つの「力」を生み出そうとしていた。

甲賀の棟梁・甲賀八郎と伊賀の女棟梁・伊賀響。双方は先代より受け継がれた「瞳術」をその身に宿しており、二人が契ることで、桜花と呼ばれる未知の「力」が発動すると言われている。二人はそのために日々修行をし、その日を待つ。本来ならば目出たき仲であった。二人が血を分けた実の兄と妹でなければ。

スタッフ

  • 音楽
    坂部剛
  • キャラクターデザイン
    牧孝雄
  • シリーズ構成
    大西信介
  • 監督

制作会社

セブン・アークス・ピクチャーズ

BEATLESS

原作: 小説

22世紀初頭、社会のほとんどをhIEと呼ばれる人型ロボットに任せた世界。21世紀中ごろに超高度AIと呼ばれる汎用人工知能が完成し、人類知能を凌駕、人類は自らより遥かに高度な知性を持つ道具とともに生きていた。100年あまりで急激に進行した少子高齢化により労働力は大幅に減少したが、その穴をhIEが埋めることで社会は高度に自動化され、生活は21世紀初頭よりも豊かになっていた。

そんな中、hIEの行動管理クラウドのプラットフォーム企業「ミームフレーム社」の研究所から5体のレイシア級hIEが逃亡する。「モノ」が「ヒト」を超える知性を得たとき、「ヒト」が「モノ」を使うのか、「モノ」が「ヒト」を使うのか。「ヒト」と「モノ」のボーイ・ミーツ・ガールが今始まる。

スタッフ

  • 音楽
    [[livetune
    Narasaki
    NARASAKI
  • キャラクターデザイン
    やぐちひろこ
  • シリーズ構成
    雑破業
    髙橋龍也
    高橋龍也
  • 監督

キャスト

制作会社

ディオメディア

一人之下 the outcast

原作: オリジナル

スタッフ

  • 音楽
    方雯
  • キャラクターデザイン
    李時旼
  • 監督
    王昕
    陳燁

制作会社

上海絵梦

Fate/EXTRA Last Encore

原作: オリジナル

原作『Fate/stay night』の世界観を受け継ぎながら、ノベルゲームだった原作とは大きく異なった趣のRPGになっており、“まったく新しい、RPGとしての型月伝奇”と原作および今作のシナリオ担当の奈須きのこに称されている。主人公はオリジナルキャラクターで、最初に性別の選択ができる。原作シナリオ担当の奈須きのこは、当初は設定作成とキーポイントになる場面のシナリオ作成監修という立場として参加していたが、途中からシナリオ担当として本作の全てのシナリオを執筆している。当初の発売予定は2010年3月18日であったが延期され、7月22日の発売となった。
2016年3月27日、Fate Project 2016の発表で『Fate/EXTRA Last Encore』としてTVアニメ化が発表された。2030年代の近未来世界が舞台になる。この作品の世界観はTYPE-MOON作品の多くが共有する世界観と基本設定は同一だが、本来20XX年代に起こるべき事が1970年代に起こったことでTYPE-MOON作品の多くが共有する世界観の1980年代から派生したパラレルワールドであり、単純に月姫やFateなどの未来というわけではない。また、一部用語は月姫やFateなどでの既存の用語とは異なった意味を持っていることもある。世界観の基本設定についてはTYPE-MOON#共通した世界観も参照のこと。

今作の舞台となる2030年代の世界では「西欧財閥」と呼ばれる巨大組織により、財力・武力を用いて世界規模で徹底的な資源管理が行われているため、技術および人類の進歩は停滞している。そのため表立った技術は2000年代から変わっていない。

また、この世界では1970年代に起こった大崩壊(ポールシフト)が、二次災害的なバイオハザードと自然災害も発生し、さらに資源不足に陥った。それがきっかけに世界各地の大源の魔力(マナ)が枯渇し始め、2030年代には完全に枯渇している。そのためTYPE-MOON作品の多くが共有する世界観における「魔術」や「魔術師」はそのほとんどが廃れ、魔術協会も元から魔力にあまり頼らない研究を続けていた「アトラス院」が残るのみとなっている。

世界情勢も日本は既に行政が完全に失われ事実上亡国となり、国民の殆どは西欧財閥に流れており、中東は西欧財閥と資源を巡った争いは絶えない状態である。

アニメ「Last Encore」は更に約1000年後の西暦3020年の未来が舞台となり、地上の人口は10万人を切るなど人類は滅亡寸前の淵に立たされている。

スタッフ

  • 音楽
    神前暁
  • キャラクターデザイン
    山村洋貴
    滝山真哲
  • シリーズ構成
    奈須きのこ
  • 脚本
    桜井光
    奈須きのこ
  • 監督

制作会社

シャフト

ポチっと発明 ピカちんキット

原作: オリジナル

バンダイから発売されている同名のプラモデルシリーズと連動したテレビ番組。前半はアニメ、後半はバラエティ番組「ピカちんズ」が放送される。アニメ内には、実際に発売される「ピカちんキット」とほぼ同様の物が登場する。

アニメパート
:ある日、小学五年生の遠松 エイジの元に謎の本が届く。
:この本「ピカちん大百科」は持ち主のちょっとした欲望を読み取って、それを叶える不思議なプラモデル「ピカちんキット」を生み出し、「未来のAmazon」を通じて自宅に届けてくれる不思議なカタログだった。
:エイジは様々なピカちんキットをポチって(注文して)組み立てるが、そのキットには必ず「最後の1%の部品」が欠けていて、そのままでは完成しない。
:彼は持ち前の「ピラメキ」(ちょっとした閃き)の才能を駆使して、日常生活の中から「欠けている1%」の代わりになる何かを見つけ出していく。
:アバン時の注意喚起は「テレビを見る時は部屋を明るくして離れて見るポチ」というテロップが挿入される。

ピカちんズ
:ヨーロッパ企画のメンバーが扮するおバカ発明集団「ピカちんズ」の面々が、アニメで取り上げられたピカちんキットを使って様々なゲームや無茶振りに挑戦する。
:DVD版ではアニメパートのエンディング、次回が終わった後。

スタッフ

  • 音楽
    朝倉紀行
  • キャラクターデザイン
    荒牧園美
    小池智史
  • シリーズ構成
    加藤陽一
  • 監督

制作会社

OLM×シンエイ動画

ポプテピピック

POP TEAM EPIC

原作: 漫画

竹書房のウェブコミック配信サイト『まんがライフWIN』にて2014年11月29日より連載され、SNSを中心に人気を獲得する。同社の『まんがライフ』2015年1月号および2月号では巻末の目次ページに4コマ各1本が掲載された。

2015年11月7日に打ち切りとなったが、単行本発売に合わせて同年12月7日に新作エピソード『ポプテピ劇場版』を限定公開した。しかし、アクセスが集中しすぎたため、同年12月24日に再公開された。

作者の大川は2016年2月18日より同サイトで新作ラブコメ漫画『☆色(ほしいろ)ガールドロップ』の連載を開始した。しかし、それはフェイクであり、新作の正体は『ポプテピピック セカンドシーズン』であることが翌19日に明かされ、連載が再開された。

2017年4月30日に再度打ち切りとなり、6月7日に2冊目の単行本が刊行された。

2017年10月10日より『ポプテピピック シーズン3』の連載が開始されたが、これは同日より放送開始されるテレビアニメ(詳細は後述)に合わせたものだった。

2018年1月11日には、漫画版セカンドシーズンおよびテレビアニメ版の開幕に使われたフェイク作品のアンソロジー『星色ガールドロップ コミックアンソロジー』が竹書房より発売され、大川もbkub名義で参加している。

2019年1月15日からは『シーズン4』が開始され、大川は原作、作画ははらだがそれぞれ担当するBL漫画となる。同年1月19日に打ち切られ、同年3月7日にはシーズン3・4の単行本が刊行された。

2019年10月9日より大川の新連載『ぽぷたん』が開始されたが、2日後の10月11日に『ポプテピピック シーズンファイブ』であることが明かされ、2020年12月21日まで連載された。

2021年3月5日に大川の新連載『幼馴染が俺を差し置いていい雰囲気だ』が開始され、1週間後の3月12日に『ポプテピピック シーズンシックス』であることが明かされ、2021年9月28日まで連載された。

スタッフ

  • 音楽
  • キャラクターデザイン
    梅木葵
    青木純
  • シリーズ構成
    木戸雄一郎
    青木純

制作会社

神風動画ほか

ミイラの飼い方

原作: 漫画

ある日、男子高校生・柏木空の元に、父モクレンから大きな荷物が届く。そこに入っていたのは、手乗りサイズの小さなミイラ。空は警戒しながらも、小さな危なっかしいミイラに「ミーくん」と名前をつけて一緒に暮らすことにする。

スタッフ

  • 音楽
    MAYUKO
    末廣健一郎
  • キャラクターデザイン
    岸田隆宏
  • シリーズ構成
    赤尾でこ
  • 監督

制作会社

エイトビット

三ツ星カラーズ

原作: 漫画

東京・上野のとある公園の草むらに、結衣、さっちゃん、琴葉の小学生女子3名から成る「カラーズ」という(自称)秘密組織のアジトがあった。カラーズの3人は知り合いの商店街の店主や警官、高校生たちと交流しながら、上野の平和を守るために、日夜(ただし夜は家に帰っている)行動していた。

スタッフ

  • 音楽
    未知瑠
  • キャラクターデザイン
    横田拓己
  • シリーズ構成
    ヤスカワショウゴ
  • 脚本
    ヤスカワショウゴ
  • 監督
    河村智之

制作会社

SILVER LINK.

メルヘン・メドヘン

原作: メディアミックス

物語をこよなく愛する妄想過多な少女・鍵村葉月は、友達もおらず、新しい家族ともうまくいかずに物語の世界に逃避する日々を送っていた。そんなある日、謎の少女・土御門静を見かけた葉月は、世界中のありとあらゆる物語から生まれた魔法の本・原書に選ばれた少女 = メドヘンたちが学ぶクズノハ女子魔法学園へと迷い込み、自分がメドヘンとして『シンデレラ』の原書に選ばれたことを知る。

静と友達になるため、本物の魔法使いになって今までの自分から変わるため、葉月の学園生活が幕を開ける。

スタッフ

  • 監督
    木村卓夫
  • 音楽
    rionos
  • キャラクターデザイン
    森川侑紀
  • シリーズ構成
    松智洋

制作会社

フッズエンタテインメント

ゆるキャン△

原作: 漫画

本編「ゆるキャン△」
オフシーズンの一人キャンプが好きな女子高校生の志摩リン。リンが富士山の麓で冬の一人キャンプを楽しんでたところ、日帰りのつもりが日没まで居眠りして遭難しかけていた同じ本栖高校の生徒、各務原なでしこを助ける。なでしこはリンのと出会いをきっかけにキャンプに興味を持つようになり、高校の同好会である「野外活動サークル(野クル)」に入部し、メンバーとも関わりながら、毎週のようにキャンプに出かけるようになり、皆とのキャンプに夢中になっていく。一方、仲間とつるんで行動するのが苦手なリンは、一緒に同好会に入らないかというなでしこの誘いを断るが、スマートフォンのSNSを介して、なでしこや野外活動サークルのメンバーと繋がりを持つようになり、互いにキャンプ中の状況を実況したり、キャンプ先の写真を送りあったりして関わるうち、徐々にキャンプ場の情報やキャンプ道具、野外調理に関するノウハウを交換したり、誘われたりして、時々ではあるが行動を共にするようになる。

なでしこが加わるまでは大垣千明と犬山あおいの2人だけの小さな同好会だった野外活動サークルも、リンの友人である斉藤恵那を巻き込み、キャンプ先で知り合った新任教師の鳥羽美波を顧問に迎え、次第に勢力を拡大していく。そして年末には部員ではない斉藤と、それまで頑なにグループでのキャンプを敬遠していたリンを誘ってキャンプ場でのクリスマス会が実現する。その後もリンは気ままな一人旅を基本としつつも、皆との賑やかな一晩を経験し、一人キャンプとは「違うジャンル」と捉えれば悪くないという感慨を抱き、これまで避けてきたオフシーズン以外のキャンプにも興味を持つ。その一方、それまでリンに同行したり野外活動サークルのメンバーと賑やかなキャンプを楽しんだりしていたなでしこも、リンに触発されて一人キャンプに興味を抱くようになる。

番外編「へやキャン△」
部活動として野外でキャンプをするために、2人で「野外活動サークル」を立ち上げた千明とあおい。しかしキャンプ道具を買い揃える予算も乏しく、4月の同好会結成から11月になるまで大した活動実績を残せずにいたが、そんな中、新たなメンバーとしてキャンプ初心者の新入部員、なでしこを迎えることになる。放課後に部室に集まってはキャンプに関するトリビアを披露したり、キャンプごっこや妄想上のキャンプの話題、荒唐無稽なホラ話に興じたり、半年後、10年後、60年後、1000年後の未来のキャンプを夢想したりといった、雑談に明け暮れる野外活動サークルの毎日の活動を描く。

スタッフ

  • 音楽
    立山秋航
  • キャラクターデザイン
    佐々木睦美
  • シリーズ構成
    田中仁
  • 監督

制作会社

C-Station

弱虫ペダル GLORY LINE

原作: 漫画

自転車競技を題材にした本格的なスポーツ漫画。タイトルは、作者の渡辺航が自転車に乗る際、軽いギアで回転数をあげてクルクル回す乗り方を勝手に弱虫ペダルと名付けていたものを採用した。

登場人物のうちの3年生(作中で1年目の時点)を主人公とした『弱虫ペダル SPARE BIKE』が『週刊少年チャンピオン』の2012年38号から2013年6号まで連載された後、『別冊少年チャンピオン』(同社刊)に移籍して2014年9月号から連載中。

2012年からは舞台が上演されており、2013年10月からはテレビアニメ化され、2015年8月28日には劇場版アニメが公開された他、2016年8月26日から同年10月7日まではテレビドラマが放送されるなど、様々なメディアミックス展開が行われている。

2015年、第39回講談社漫画賞・少年部門受賞。週刊少年チャンピオン連載の作品が同賞を受賞するのは、第1回(1977年)に受賞した『ブラック・ジャック』以来39年ぶりとなる。

スタッフ

  • 音楽
    沢田完
  • キャラクターデザイン
    番由紀子
  • シリーズ構成
    砂山蔵澄
  • 監督

制作会社

TMS/8PAN

ラーメン大好き小泉さん

原作: 漫画

女子高生・大澤悠のクラスに、小泉さんが転校して来る。無口でミステリアスな小泉さんだが、実は彼女は日ごと美味しいラーメンを求める、ラーメンマニアだった。
東京近郊の関東首都圏が舞台とされ、大阪が遠くてなかなか行けないが、東京なら行けるという設定がある。

スタッフ

  • 音楽
    細野しんいち
    田中貴
  • キャラクターデザイン
    谷拓也
  • シリーズ構成
    髙橋龍也
  • 監督

制作会社

Studio五組、AXsiZ

りゅうおうのおしごと!

原作: ラノベ

GA文庫(SBクリエイティブ)10周年記念プロジェクト第6弾。当初よりメディアミックスを想定したプロジェクトとして企画されており、ライトノベルの発売開始と同時に漫画の連載、ドラマCD化が並行で進められている。

作者によれば、題材に将棋を選んだのは「高校時代の同級生である加藤幸男の影響」だという。

本作は西遊棋(日本将棋連盟関西支部の若手棋士によるプロジェクト)の監修や、『将棋世界』誌の協力などを受けている。

作中では竜王戦やマイナビ女子オープンなど一部の棋戦が実名で登場するが、大半の棋戦は架空の名称が用いられている。また、作中に登場する棋士については複数の実在する棋士の要素を混ぜており、例えば八一については「プロフィールは糸谷哲郎、棋風は山崎隆之、考え方は渡辺明」という形になっている。

現実世界と同様の経緯で女流棋士制度が設けられたことが説明されており、実際に女流棋士は多数登場するものの、LPSAについては言及されていない。

エピソード
作者は当初、本作品の題名を『あいがかり』にするつもりだったが、担当の編集者に大反対された。雛鶴あいと夜叉神天衣の名前の読みがいずれも「あい」であるうえ、あいの得意戦法が相掛かりになったのは、その名残である。また、『りゅうおうのおしごと!』という題名は、編集者によって名付けられた。

第1巻の発売当初は売れ行きが芳しくなかったため、作者は「第5巻で打ち切り」を考え、編集者も一度は同意した。しかし、その後は将棋ペンクラブ大賞受賞などにより売上が伸びて打ち切りの方針は撤回され、シリーズ継続に至っている。

作者は2017年に結婚していたが、本作品のテレビアニメ化に集中したいため、妻には2018年5月12日まで挙式や発表を待ってもらっていたという。

スタッフ

  • 音楽
    川井憲次
  • キャラクターデザイン
    矢野茜
  • シリーズ構成
    志茂文彦
  • 監督
    柳伸亮

制作会社

project No.9

マーベル フューチャー・アベンジャーズ

原作: オリジナル

アメリカ最大のエンターテインメント企業・ディズニーグループの傘下にあるマーベル社は基本的には北米を中心とした事業を行っているが、グローバル企業として日本(をはじめとしたアジア圏)も重視しており、その施策の一環として日本の企業と組み、マーベルヒーローを日本の児童たちに最適化した形で提供する展開を行っている。このうちキッズアニメ作品としては2014年~2015年に東映アニメーション制作による『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』(『DW:A』)を放送。そこから得た様々な経験を生かして作る日本オリジナルのキッズアニメ第二弾が本作となる。『DW:A』は地上波テレビ局・テレビ東京系列をメインとした放送が行われたが、今回はディズニーのBS無料局・Dライフで放送を実施する(同年10月からは地上波独立局・TOKYO MX・ディズニーXDでも放送)。また『スティッチ!』シリーズと『DW:A』は、これまでステレオ放送を実施していたが、今回は英語音声を含むデュアルステレオ放送を実施する(ただし、地上波独立局・TOKYO MXでの放送は、そのままステレオ放送を実施する)。

今回は過去にハイターゲット向けのマーベルアニメを数作手掛けた実績を持つ日本のアニメ制作会社・マッドハウスが制作を担当している(そのうちの一作『アイアンマン』で監督を担当した佐藤雄三が本作でも同職に就いている)。シリーズ構成は『DW:A』でも同職にあったキング・リュウが担当。

日本のコミカライズは『コロコロコミック』の系列誌である『別冊コロコロコミックススペシャル』で放送に先駆け、2017年4月号から2018年2月号まで連載されていた。作者の水野輝昭により、画がアニメよりも日本のキッズコミックらしさを増した造形になっている。

各エピソードでは主要ストーリー(下記参照)とは別に、しばしばヒーローや一部ヴィラン達の過去や誕生にまつわる秘話が語られる(トニーがアイアンマン以前に武器商人をしていた事や、キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーの因縁など)。

20年近くディズニーのアジアにおけるビジネスを指揮してきたポール・キャンドランドは、2017年12月末にウォルト・ディズニー アジアのプレジデントを退任し、その後2018年1月24日にウォルト・ディズニー・ジャパンの代表取締役を退任したため、ウォルト・ディズニー・ジャパンの代表取締役には、新しいカントリーマネージャーが就任するまで、ウォルト・ディズニー・ジャパンの現役員、及びウォルト・ディズニー・インターナショナルの法務責任者も務めるピーター・ワイリーが一時的に任命されるため、第26話ではポール・キャンドランドがウォルト・ディズニー アジアのプレジデント、及びウォルト・ディズニー・ジャパンの代表取締役として関わる作品としては本作が最後となる。

2018年7月30日よりにシーズン2が放送。前シーズンでは、地上波独立局・TOKYO MXでの放送を除いて、英語音声を含むデュアルステレオ放送を実施していたが、今シーズンでは、『スティッチ!パーフェクト・メモリー』以来、ステレオ放送を実施する。

スタッフ

  • キャラクターデザイン
    梅原隆弘
  • シリーズ構成
    キング・リュウ
  • 監督

制作会社

マッドハウス

一人之下 全性篇

原作: オリジナル

スタッフ

  • 音楽
    方雯
  • キャラクターデザイン
    李時旼
  • 監督
    王昕
    陳燁

制作会社

上海絵梦

メルヘン・メドヘン

原作: メディアミックス

物語をこよなく愛する妄想過多な少女・鍵村葉月は、友達もおらず、新しい家族ともうまくいかずに物語の世界に逃避する日々を送っていた。そんなある日、謎の少女・土御門静を見かけた葉月は、世界中のありとあらゆる物語から生まれた魔法の本・原書に選ばれた少女 = メドヘンたちが学ぶクズノハ女子魔法学園へと迷い込み、自分がメドヘンとして『シンデレラ』の原書に選ばれたことを知る。

静と友達になるため、本物の魔法使いになって今までの自分から変わるため、葉月の学園生活が幕を開ける。

スタッフ

  • 音楽
    rionos
  • キャラクターデザイン
    森川侑紀
  • シリーズ構成
    松智洋
  • 監督

制作会社

フッズエンタテインメント